ダルメシアン

“101匹ワンちゃん”で有名なダルメシアンは白地に黒か茶(レバー)の水玉模様が特徴的な、
細身で筋肉質の短毛犬種です。
一飼い主として見れば喜怒哀楽の表現豊かで飼い主をとても慕う可愛い相棒なのですが、
派手な外見からファッションの一部のつもりで飼うと大変でしょう。

ダルメシアンは、
古代エジプトの壁画に斑点のある犬が見られ、ローマ帝国の絵画にも似た犬が見られることにより、
エジプトからローマそしてクロアチアを経て、そこからヨーロッパ全土へ広がったという説や、
古代インドの絵画にも斑点のある犬が認められており、シルクロードを通りアナトリアからヨーロッパに入り、
ジプシーの移動と伴に広がって行ったなどの諸説があります。

古代は、ハンティング・小動物を獲る犬、ガードドッグなどに使われていたようですが、
近代〜現代においては、ダルメシアン特有の馬との相性の良さを生かしコーチドッグとして
18世紀にイギリスで近代ブリーディングが行なわれ純血種として確立され認められるに至りました。

オシャレな外観に反してとても運動量が必要で、突然の横っ飛びしたり動きは激しいです。
充分な運動をさせ一貫した方針で躾れば、物覚えはいい犬種なので
良い家庭犬になると思います。

運動好きですからアジリティやフリスビーなどを一緒に楽しむのも良いでしょう。
どちらかと言えばアクティブなアウトドア志向の飼い主さんと相性が良いのでは・・・


ダルメシアンには特徴的な遺伝病が幾つかあります。
まずは聴覚障害、軽いものから完全な聾まで程度に差はあっても何割かの子犬に出ます。

そして尿路結石、ダルの場合特徴的に尿酸結石が見られます。
アレルギー性皮膚炎を起こす子も多いと思います。
これらは遺伝的に親から子へ受け継がれていく体質なので、子犬を求める時には
きちんと両親がわかる子を求めた方が良いですし、我が子可愛さでの繁殖はしない方
が良いと思います。





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