犬のことば

犬は人間のように単語を使ってしゃべるわけではありません。
でも、彼らはちゃんと会話をするのです。
そうそれは、ボディーランゲージ やカーミングシグナル....
どこかで耳にしたことがありますよね。

もちろん全てではないですが、いくつかご紹介しましょう。








カーミングシグナル って?(カームダウン シグナル 落ちかつかせる)
犬は、耳・尻尾・口・舌などを使っていろんな会話をします。その中でもカーミングシグナルといわれるのが
攻撃やストレスや恐怖など、自分の望まないことに対する遮断と予防そして安全の確保などを
体を使って表現することを言うそうです。

このカーミングシグナルは、ノルウエーのトウリッド・ルーガス(Turid Rugaas)という方が提唱している
犬の「ボデイランゲージ」のことです。

  1. ゆっくりと歩く
    他の犬を見つけると一旦停止します。
    その後ゆっくりと歩き出し幾度か止まりながら犬に近づいて行きます。
    他の犬に近づくときまっすぐには近づきません。
    相手の犬から(敵意があるのかないのかなど)のメーッセージを貰うために呼びかけています。
    相手からメッセージが返ってこないと近づくことはしないようです。

  2. 体を横に反らす
    犬同士が近づいた時、視線を避ける様に体を横にそらす行動。
    自分の脇腹を相手に見せて相手に対して敵意はないことを表します。
    「あなたがすきだよ」とか「友人だよ」と言っているようです。
    この行動は犬同士だけでなく人間に対しても行います。

  3. カーブを描きながら近づく
    犬が初めての犬と近づくときは、まっすぐにはちかづきません。
    カーブを描くようにちかづきます。
    これは、相手に敵意がないことを表すようです。

  4. 横を見る
    犬が見知らぬ犬と近づくとき、目と目や鼻先と鼻先を最初にあわせることはないようです。
    体の横をみせながら、お知りの方から近づいていくようです。
    ここが犬同士のコミニュケーションがとれているか見極めるところだそうです。
    ここまでできたら、犬同士コミニュケーションがとれていると判断してよいようです。

  5. 尻尾をふる
    大抵は好意を表しています。
    嫌ならふらない、少し嬉しいときは小さく振る、とても嬉しい(楽しい)ときはビュンビュン振るといった具合です。
    体全体で、ワイパーのように振ったり小刻みにふったりする場合は友好的です。
    しかし全く逆の意味のときもあります。それは尻尾をピンとあげてから小刻みに振ったり、ゆっくり上げたり曲げたり
    また振る幅が小さいときは、「友好的では無い」ということを表しているようです。

  6. 座る
    状況が難しくなった時に出されるはっきりとした争いを避けるシグナルです。
    服従だけを表すだけではなく、安全確保のためシグナルのようです。

  7. どこかに行ってしまう
    犬同士お互いを認めた後に見られるシグナルです。
    自分のテリトリーにいると言う安心感や快適さをを表すシグナルです。

  8. 前足を上げる
    緊張や興奮を落ち着かせようとしているシグナルです
    愛犬があなたにこのサインさをみせたら喜んでいると思ってください。

  9. 鼻を持ち上げる
    空を見て臭いを嗅いでいるようなしぐさは自分が相手に敵意を持っていないと言うことを訴え
    相手を落ち着かせようとするシグナルです。
    人間にする場合は、何かして欲しいときが多いようです。

  10. 2頭の 間をさく
    見知らぬほかの犬と出合った時に愛犬が取る行動です。
    焼きもちの様に思われがちですが相手が違う群であることを警告してます。
    注意して油断しないでと訴えているようです。

  11. あくびをする
    嫌がっていると言う行動です。飼い主が怒ったときこのシグナルをみたら
    「もう怒らないで」というシグナルなので怒るのをやめるようにするとよいでしょう。
    なぜなら、犬はシグナルが通じないと見せなくなるようです。

  12. 体を振る
    嫌がっているというシグナルです。
    この行動をみたら早めに原因に気づくようにしましょう。

  13. 体を低い位置に落とす
    今にも飛びかかろうといているこの体勢は、歓迎・喜び・遊びの誘いのシグナルです。

  14. 遊びのさそい
    尻尾を振りながら体を低い位置に落としています。遊びの誘いや歓迎を表すシグナルです。
    犬は体全体で歓迎や喜びを表現します。

  15. 子犬のように振る舞う
    子犬の様にじゃれついてきたり周りをまわったりする行動は遊びの誘いのシグナルです。
    一緒にいることを喜んでいるようです。

  16. そっぽを向く・頭を動かす
    うれしさの高ぶりを抑えるシグナル。
    お散歩に行く前とか、ご飯の準備をしているときなどに「無関心」を装うよな第度です。

  17. 口元を後ろへ引く
    犬と犬との顔がみあったときにかわされるシグナルのようです。
    敵意がない、軽い服従をあらわす行動のようです。

  18. 歯をカチカチと鳴らす
    歯をむき出していたりしていなければ。ケンカ腰の相手をおちかせようとするシグナルです。
    恐怖からくるわけではなさそうです。
    首の毛が逆立っていたり、歯をむき出しいるとそれは威嚇のシグナルとなります。

  19. 口と鼻の周りをなめる
    犬に対しては相手に敵意を持っていないことを送るシグナルです。
    人間に対しては喜びのシグナルです。

  20. 口をパクパクさせる
    嫌がる気持ちを抑えているのではないかと思われるシグナルのようです。

  21. 背中を向ける
    相手を落ち着かせるために行うとても強烈なシグナルです。
    相手を嫌がっている行動ではないのです。
    犬が人間に飛びつこうとしたときも、背中を向けると犬は飛びつくことができず、
    周りをぐるぐる回ります。

  22. おしっこをする
    犬同士が認め合ったあとにするオシッコは、「友達になった」というシグナルです。
    散歩途中おしっこをして飼い主を見るのであれば飼い主に対しての最高の親愛の情を表すシグナルです。

  23. その場所にいないように振る舞う
    「15. そっぽを向く・頭を動かす」のと同じで高まる感情を抑えようとしているシグナルです。

  24. 静 止
    犬と会った時にするのは「1.ゆっくり歩く」と同じ意味を持ち相手にシグナルが通じているかを判断している行動です。

  25. 地面の臭いをかぐ
    知らない場所や犬同士出会ったときにする行動で不安や興奮を抑え自分を落ち着かせようとしているシグナルです。

  26. 伏せる
    相手を落ちかつかせるための最上級のシグナルです。
    服従だけを表すだけではなく、「座る」より強いシグナルのようです。

  27. 転移行動
    例えば、攻撃的な犬が人に飛び掛ろうとしたとき、その対象となる人が背中をむけてカーミングを出したとき
    その犬は飛び掛れず、あまったエネルギーを近くにあった木の枝を噛むなどしてそのストレスを違う対象に向ける行動のこと。

ここにある27項目は、トウリッド・ルーガス氏がカーミングシグナルとして体系化されたものです。







ボディーランゲージ

犬がこれほどすばらしいパートナーになっている理由の一つに、
人間とのコミュニケーションをとる彼らの非凡な能力にあると言われています。
さまざまなしぐさや表情、鳴き声など、全身を使った「ボディランゲージ」で自分の意志や感情を伝えています。
犬は本来、これらの一連のシグナルを通して他の犬との意志を伝えあっているのです

例えば犬同士があったときのことを思い出してみてください。
人間は挨拶を交わす場合はしっかりと相手の目を見ます。
ところが、犬と犬の場合は、相手を凝視するのはご法度なのです。
相手の目を見ることは「狩り」の行動の一部なので、敵意があると相手に誤解されても仕方がない行動なのです。

犬同士が友好的に出会うときは、まずカーブを描きながらゆっくりと
体の側面をみせながら近づき、お尻の方に回り込んで匂いを嗅ぎます。
下半身から体の側面、口もとと順に匂いを確認していくので、互いの体は自然に平行になり、
場合によってはお互いの匂いを嗅ぐためにクルクルとその場で回るようなこともあります。
この一連の動作がお互いに敵意を持っていないときの犬の挨拶の仕方です。

ところが、飼い主さんの中には、お互いにこの挨拶をしている最中に無理やりリードを引っ張って
「○○ちゃん、ちゃんと挨拶しないさい」と命令し、正面を向かせようとする人もいます。
また、リードを引っ張れば犬の状態が上向きになるため、相手は威嚇されていると勘違いするかもしれません。

一方では、きちんと挨拶ができない犬もいます。
ボディランゲージを上手に使えないため、他の犬を見かけるたびに突進してしまうような犬や
正面から目を見て近づく犬のことです。

これは犬の世界ではいつケンカになってもおかしくないといった状況なのです。
もし、片方が犬のボディーランゲージを読める犬であれば、これは完全に「ケンカを売られている」状態なのです。

上手に挨拶できない犬は社会的な経験が不足している場合が多いようです。
生後6,7ヶ月を過ぎてからの社会化はあまり意味がありません。
すでに社会化の大事な時期は終わっているのです
こういった犬は間違いなく、他の犬を見つけると突進したり、正面から近づいたりする子が多いようです。
このような犬をもつ飼い主さんは「家の子はケンカを売っている」というように意識して、
気をつけるようにしましょう。


犬の表情



犬の態度・行動

    1. マーキング/他の犬の排泄の臭いをかいで、その上に排泄するというった行動 縄張りを主張する行動

    2. マウンティング/他の犬の後ろから覆いかぶさる行動
      • 優位を示す支配的な行動、された相手がじっとしていると服従を表すが、大抵の犬は怒ります。
      • シーズン中のメスにオスがする場合は性的な行動。

    3. 他の犬を付回す/追いかけまわす自分の優位を示す支配的な行動

    4. 物を加えて頭をふる獲物にとどめをさす行動

    5. 排泄後、後ろ足・四足で地面を蹴る縄張りを主張する行動

    6. 人に飛びついてキスをするもとは群れのリーダーに服従の意味を示す行動です。人に対しては服従をこめた挨拶

    7. 自分の尻尾を追いかける
      • 単に気になったり、かゆいだけの時の行動
      • 不安やストレスが原因でイライラしているときの行動

    8. 地面におしりをこすりつける肛門腺の分泌液を出そうとしているときに多い行動。

    9. 自分の体の一部をなめる
      • 皮膚病やケガが原因のときに患部をなめる行動
      • 運動・愛情不足からくるストレスが原因でイライラしてなめる行動

    10. 臭いの強いものに体をくすりつけるもとは狩りをするときの習性で、自分の臭いを消して変身するときの行動

    11. 同じ場所をグルグルする運動・愛情不足からくるストレスが原因でイライラしているときの行動

    12. うずくまったまま動かない
      • 病気・ケガでつらいとき
      • 恐怖や不安・ストレスが原因のときの行動

    13. 人の足元に寄りかかる甘えや服従を示すときの行動



ボディランゲージ












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