Agility

Frisbee

Fly Ball

Freestyle





☆ 全てのDogSportsにおいて断言できること。
それは飼い主(ハンドラー)の100%のコントロール下でないとできないものです。☆

私は、Agilityを始めてから約9年になります。といいてもスキルがすごいわけでは決してありません・・・・(日々努力は続いてます・・)
DogSportsといっても、上記にあるようにいろいろあります。
次女を迎えてから、Frisbeeも始めました。次女は無類のDisk好きのワンコなので、もうやるしかないという状態でまだまだ未熟者ですが、
AgilityとFreestyleは年数はそこそこあります。(年数とキャリアは決して比例しませんが..)
除々に、DogSportsについてお話していきたいと思います。とても私的な範囲ですが。

どのDogSportsもすぐにできるわけではありません。
そして、どのDogSportsもObedienceは必須だと思います。

例えば「呼び戻し」が弱い子はどのDogSportsも不可能だと思ったほうがよいと思います。
**ちなみに呼び戻しが弱い子は、DogRunでも迷惑ですよね。
なのに一般の公園で放している飼い主さんがいるのは驚きです。
「呼んでもこない」犬を飼っている人は、たとえDogRunであってもリードは放してはいけないと思います。**

(話がそれましたが、)
DogSportsで一番大切で基本的なことは、Bonding(関係)だと私は思っています。
Bondingが確立されていないと、100%のコントロールは無理だと思っています。

そして、このBondingの確立が一番大変です。
私は、長女には自身を持って言えますが、次女にはまだまだです。
(呼びがきかないとか、言うことを聞かないとかそういう低レベルではないですが)
AgilityやフリスビーやFlyballなども完全といえないまでもこなしています...が
私を隙あらば遊びに誘うという..要するに私を自分のほうに引き込もうととするところがあります。
....試行錯誤の毎日が続いています。

どのDogSportsも飼い主(ハンドラー)の知恵と努力と忍耐がとても重要だと思います。
へなちょこな犬でもハンドラーが一流だと一流の競技犬に育てることはできますが、素晴らしい潜在能力を持った犬でも、
ハンドラーがへなちょこだと犬の素晴らしい能力を引き出してあげることはできないと思っています。

とくにボーダーを飼っていらっしゃる方は、「ボーダーはすぐに何でもできる」」と思っていらっしゃる方が多いようです。
実際、「フリスビーは投げるの難しいからAgilityをやりたい」とおっしゃる飼い主さんに、「どこに練習にいらっしゃていますか?」
と聞かれることが多いです。
びっくり仰天です。フリスビーを投げる練習さえ放棄する方が、ひとつの障害をこなすのに
1年以上かかるAgility?とわたしはいつも思います。
犬に判りやすいハンドリング(ハンドラーの体の動きやポジション取りなど)の勉強や
犬に障害を教えること(コマンドも含めて)など

またあるボーダー飼いのトレーナーの方は、「初めてボーダーコリーを飼った人に多いのは、すぐに結果を求める人が多い」と
他の犬種に比べると、物覚えはよいし状況判断も優れているからある程度できることに満足されて
実情をみると飼い主を犬がコントロールしているだけに過ぎない方が多いと。とおっしゃることを聞いたことがあります。

フリスビーも、ただ投げて犬がキャッチすればいいものではないと思います(ディスタンス)。
もちろん上手に投げることが一番ですが、ハンドラーに戻ってくる速さやフリスビーを渡す速さなども重要です。
前者は呼び戻しの速さ・後者はOut獲物をはなさせるコントロールだと思います。

いろいろと偉そうに私の考えなんか書きましたが、
私がDogSportsにはまった最初のきっかけは、
今は亡き長男のAgilityの練習をしているとき「なんて楽しそうな顔なんだ!」と思ったことです。

今の長女や次女もほんとうに嬉しそうです。目がキラキラしてるんです。
そして...この笑顔(?)があるかぎり、「母さんがんばるぞ!」なんです。














Agility


Agility とは
Agility(アジリティ)とは、人と犬が一緒にこなす障害物競走のことです。
飼い主(ハンドラー)と犬が一緒に,決められたコースでそのコース上にある障害をこなして正確さと速さを競うスポーツです。

馬術競技から派生した英国で生まれたDOG SPORTSです。
1978年にイギリスのCrufts Dog Showでデモンストレーション公開されたのが最初といわれています
国内では1994年からJKCが本格的な大会を開催しています。

Agilityは訳すと敏捷性となりますが、まさしく人と犬の敏捷な動き、コンビネーション、コミュニケーションが必要です。
犬種ではなく、飼い主さんと犬との信頼関係の深さが問われるスポーツです。


Agilityの道具
(名称は団体によって
異なる物もある。)
Agilityで使用される障害の数々

☆ Contact障害
色の変ったところ(登り口と降口*)は必ず犬が踏まなければならない障害のこと
コンタクトのタッチは団体により、降り口のみか両方か分かれます。
Aフレーム シーソー ドックウォーク


☆ ジャンプ障害
ジャンプ タイヤ


☆トンネル障害
OPENトンネル シュート


☆ポーズ障害
テーブル


☆そのほか
ウィーブポール


Agilityの
団体
世界各国にそれぞれ団体がありますが、ここでは米国のおもだった団体について簡単に..

1) AKC American Kennel Club
1934年設立のアメリカ最大の犬組織団体。
日本のJKC(1949年設立)と関係が深く、いずれも国際組織であるFCI(Federation Cynologique International)の傘下組織。
1994年からAgility大会を開催 (FCIは1996年に世界大会を開催)

2) USDAA United States Dog Agility Association, Inc.
USDAAは1986年設立。
国際アジリティ組織団体であるIFCS(International Federation of Cynological Sports)に属している。
日本のOPDESと関係が深く、USDAAが行う年一回の世界大会に選手を送っている

3) NADAC The North American Dog Agility Council, Inc
1993年に設立されたアジリティ専門組織
NADACはどこの国際組織にも属していない。
日本のSuperDogsCompetitionはNADACのルールに基いている。


Agilityの
Regulation
ここでは米国のおもだった団体についてです。

(1) 参加年齢資格(犬)
    AKC −18ヶ月+1日以上
    USDAA−18ヶ月+1日以上
    NADAC−18ヶ月+1日以上

(2) 種目
    AKC
    • Standard
    • Jumper with Weaves

    USDAA
    • Standard
    • Jumpers
    • Gamblers
    • Snookers
    • Relay

    NADAC
    • Regular
    • Jumpers
    • Gamblers
    • Weaves
    • Tunnelers
    • Touch N Go

(3) レベル
    AKC
    • NOVICE(初級)
    • OPEN(中級)
    • Excellent(上級)

    USDAA
    • Starter(初級)
    • Advance(中級)
    • Masters(上級)

    NADAC
    • NOVICE(初級)
    • OPEN(中級)
    • Elite(上級)
どの団体も初級から参加しなくてはなりません。
各クラスを規定回数合格すると上位クラスに進めるようになっています。

(4) 体高別
    バーの高さで、スモール・ミディアム・ラージ(名称は団体により違います)とクラスが分かれます。
    このバーの高さは犬の体高により決められています。
    単位
    インチ
    バーの高さ
    体高
    AKC
    USDAA
    NADAC
    10”以下
    8"
    -
    -
    11"以下
    -
    -
    8"
    12"以下
    -
    12"
    -
    14"以下
    12"
    -
    12"
    16"以下
    -
    16"
    -
    18"以下
    16"
    -
    16"
    20"以下
    -
    -
    20"
    20"以上
    -
    -
    24"
    21"以下
    -
    22"
    -
    21"以上
    -
    26"
    -
    22"以下
    20"
    -
    -
    *AKCのみ体高22"以上の犬は、24"の高さのバーとなります。
    *日本では、その独自のクラスがあるようですが、だいたいが属している団体の
    規約に基いているようです。

(5) ルール

AKCではバーを落とすと失格になりますが、USDAAとNADACは減点だけです。
また、コンタクトゾーンを踏まないと失格になる団体もあります。
というわけで、ルールは各団体によても違うのは当然ですが、レベルごとにも変ってきます。
それぞれの団体のルールを確認してください。



Agilityの
トレーニング
Agilityのトレーニング方法は星の数ほどあると思います。
本格的なトレーニングはプロのトレーナーさんについてきちんと練習しましょう。
特に障害の中には、安易な訓練方法や天候等の条件などで怪我をする物もあります。
また、年々ハンドリングの流行(?)もありますし、団体によってトレーニング方も違ってきます。
きちんとプロのトレーナーさんについて訓練することをお勧めします。

私は、専門的な訓練方法をここでお話することはできません、なぜなら
犬の特性(身体能力や性格)やハンドラーさんの特性などが大きく関わってきますので
画一的に説明することはとても難しいことなんです。
ここで簡単にお話することは、私が今まで参加したセミナー等の諸外国のトレーナーさんのアドバイスや
実際にトレーニングをしてくださっている先生方からのアドバイスを少し...
(当然のことですが、このトレーニングを行う時点ではすでにハンドラーFocusの犬に育てておかなければなりません。)

1) Agilityの障害トレーニングを行う前にすべきこと
  • グランドワークを徹底して教える
    グランドワークとは、簡単にいえばハンドラーについて走ることです。
    このグランドワークが出来ていないと、ボーダーのような犬種は、指示もなく勝手に目の前にある
    障害をこなしてしまうという状態になりかねません。
    トーレニングの最初は歩く速度から始めます。右側・左側に指示通りについてきたら褒美を与えます。
    そして、除々に速度を上げていきます、走ってもついてくるようになれば、こんどはついている時間を延ばしていきます。
    最終的には、指示をだした次の指示が出るまで、同じ状態で走ることができるようにします、
    このグランドワークもいろんなパターンで行います。
    例えば呼び込みで始める(犬をSTAYさせておいでで走る)パターンやレトリーブから始める(ボール等を投げてから)パターン
    などです。

  • 「STAY」を徹底して教える
    米国のNancyGyesは、「STAY」ができるまで絶対に「Never」障害訓練はしないというほどです。
    スタート前の「STAY」の完全形はハンドラーに対する集中も違ってきます。

  • おもちゃ好きにしておく
    これは絶対ではありませんが、おまちゃ好きな子はモチベーションを上げたり、アテンションを戻すときに
    とても役立つとおもいます。
    また、後々のトレーニングで「送り出し」のハンドリングを教えるときにもとても役立ちます。

  • 「Get It」「OUT」を教えておく。
    「Get It」はおもちゃを咥えなさいの許可のコマンドで、「Out」は離しなさいのコマンドです。

  • ハンドラーの手の動き(体や方の向き)を教えておく
    このトレーニングはおやつ系よりもおもちゃ系を使って行ったほうが、モチベーションを上げない為にも良いと思います。
    1. ハーフターンを教える
      犬を前にして右手をに出すと犬を時計と反対回り半回転させる。
      最初をおもちゃを咥えさせて、ハンドラーがおもちゃをもって回転させる。何度かこの行動を行った後
      次におもちゃを咥えさせたまま、ハンドラーはおもちゃを持たずに回転させた手の動きをして犬が回転したら
      咥えているおもちゃで遊ぶ、最終的には右手を軽く出しただけで半回転するようにする
      左も同様に訓練する。

    2. ハーフターンをハンドラーの側面でできるようにする。
      グランドワークとハーフターンを合体させることです。最初は歩きながらおもちゃを咥えさせてそのおもちゃをもって回転させます。
      その行動を覚えたら、おもちゃから手を離して同じ手の動きをします、できたらおもちゃで遊ぶを繰り返し、最終的には
      側面についてこさせて手を出したら半回転する行動を覚えさせます。
      右側に犬をつけたら、左手を前に出して犬が半回転するとハンドラーも同じ方向を向くという具合です。
上記のトレーニングで「STAY」以外のコマンドは犬がその行動ができたらつけていくようにします。
そうその行動が「サイド(家では右側)」だよ!という感じです。

2) Agilityの障害のトレーニング
    プロのトレーナーさんについてきちんと教えた方がよいです。
    NancyGyesは、ウィーブポールは犬の関節に負担がかかるので、1歳を過ぎるまで教えないと言ってました。
    また、トンネルは一番最後に教えるとも。
    SharonNelsonは、コンタクト障害のタッチゾーンはPuppyの頃から徹底して擦り込んでおくと言ってました。
    また、ジャンプ障害は(一歳半を超えるまでバーの高さは犬の肩より下の段にする)間を通るということを擦り込むとも言ってました。
    DanaPikeは、ビギナーはジャンプ1個で最初は始めると言ってました。と様々です。

    Agilityはいくら速くても、ジャンプバーを落とすだけで失格になる団体もありますし、教え方も進化していますので
    ちゃんとお勉強されているトレーナーさんについてトレーニングをしてください。

3) ハンドリングのこと。

ハンドリング方法はほんとうにいろいろあります。
私は常に水平思考をと心がけていますが、ほんとうに難しいです。
ハンドリングについてなにかを語るほどのキャリアはありません。
ので、私が実際にコース見分する上で注意していることです。
  1. 順番はLINEで覚える決して番号で覚えない
  2. 犬の走る道を考える
  3. 犬が走る円の内側にポジションをとるように走るLINEを考える
  4. コマンドと体の動きをどの位置で行うと犬に解りやすいかを考える。


実際にワークショップやセミナー・キャンプで教わった外国の先生方
世界を代表する方々です。

BeckyWoodruff(NADAC)
EliciaCalhoun(AKC・USDAA)
DanaPike(AKC・USDAA)
KathrymTasker(FCI)
NancyGyes(AKC・USDAA)
PAMLead(AKC・USDAA)
SharonNelson(NADAC)
RineyToss(USDAA)









Frisbee



Fly Ball



Freestyle




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