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し・つ・け![]() |
犬のしつけ・・犬を飼ったら誰しも「しつけをしなきゃ!」と思いますよね。 「おすわり」「ふせ」「待て」ぐらいは最低できなきゃな. .「お手」ができたらなおいい!と思われる方も多いとおもいます。 私も最初はそうでした。「おすわり」「待て」ができる犬が「しつけの良い犬」と 思っていたのです。 もちろん「おすわり」「待て」がきちんと飼い主のコマンドとおりにできる事は 素晴らしいことです。 でもそれだけ? 本当の「犬のしつけ」にはもっと深い意味があると思うのです。 私は父が犬好きなので子供の頃から犬と一緒に育ってきました。 でも、実際に世話をするのは父や母でした。 自分が一から全て世話をする犬を飼いはじめたのは わずか15年くらい前からです 私が「おすわり」「待て」以前にもっと大切な事があると気づいたのは、 全て自分で世話をする犬を飼ってからのことでした。 |
PUPPY(子犬)![]() |
PUPPYは本当に可愛いです。なにをしても全部可愛いです。 物を壊しても、何をされても、「きゃーかわいい」..という具合です。 吠える声さえ可愛いと思ったのは私だけではないと思います。 PUPPYの時は何にでも興味があります。また怖がるということがありません。 犬見知り・人見知りをする子も少ないでしょう。 そのとき飼い主さんは、「家の子はなんにも心配ないわ」 「人にも犬にも友好的だわ」と思ってしまうのはあたりまえかもしれません。 甘噛みも歯の生え変わる時期だから...と放っておくと人の手を噛むというこに 対して抵抗がなくなります。 このときは冷静に「痛い」という態度を示すのがよいようです。 個体差はありますが、生後6ヶ月過ぎくらいから「個性」が出始めます。 また、反抗期に必ず入ってきます。 周りの環境を理解し始めるので、「怖がる」感情も芽生えてきます。 このとき飼い主は、この小さな変化を見過ごしていると、後で 「困った問題」に発展しかねない事態なることがよくあるようです。 人を怖がるようになったら、人に吠える。 物音を怖がる子はちょっとした風の音にでも吠えるようになります。 呼んだら走ってきた子が来ないときがある。というように... PUPPYの性格のまま大人にはなりません。好き・嫌いがはっきりしてきたり 恐れという感情もでてきます。 犬は3歳すぎてから固体の性質がはっきりするとも言われています。 |
社会化![]() |
「犬の社会化」この言葉はよく耳にします。 では、この社会化とはどういうことを言うのでしょうか。 よくペットショップなどで耳にすることは、「犬と遊ばせなさい」ということです。 ではいつから遊ばさせればよいのでしょうか、またいつまで?という疑問がでてきますよね こういう疑問に適切な答えを出してくれたペットショップに私は1店舗も巡りあったことはありません。 ペット先進国の欧米ではブリーダーさんは、生後60日まで子犬を親兄弟と一緒に過ごさせます。 (盲導犬や介助犬などの犬は50日だと言われてます) この時期に子犬たちは親や兄弟との関わりで犬としての言葉や行動を学習するそうです。 たとえば、噛む力やカーミングシグナルと言われる犬の言葉です。 60日を過ぎると今度は新しく飼い主となる人間との関係を作るために手放すそうです。 人や犬との交流で環境や行動を学習する時期は、13週〜16週だと言われています。 しかし、日本では通例3回のワクチンの終了後外にだしてもよいという許可がでます。 4ヶ月近くになってからでは本当の意味での「社会化」時期は終わっているのです。 しかし、ワクチン終了までに外に出すということはリスクを伴いますので、獣医さんと相談の上、 飼い主さんの自己責任で判断してください。 ちなみに私は、70日前にいろんな人に触ってもらったり、犬と遊ばせたりさせました。 犬同士の遊びはとても大切なことだと思います。 でも5,6ヶ月で終わりにした方がよいというのが、最近の欧米では言われています。 この時期を過ぎると、遊んでいるように見えても実はただ動くものを追いかけているだけだったり、 また権勢欲がでてきて他の犬を従わせようとする行動が顕著になってくると言われているからです。 飼い主よりも「他の犬」が好きになる犬をつくるのも、飼い主が「遊び」の終わりをコントロール しなかった子に多いようです。 |
信頼関係![]() |
愛犬との信頼関係..最近この言葉もよく耳にします。 ひととき「アルファシンドローム・犬が飼い主よりも上位になることを言います」という言葉も流行り(?)ました。 犬は群れで行動します。必ずリーダーとなるものが現れそれにより統率された群れとしての生活がなりたちます。 人間と一緒に生活するということは、群れとなるわけですから、飼い主よりも犬の方が上位になってしまう状態の事です。 例えば、ごはんがほしいときフードボールをくわえてくる、おやつがほしいとき飼い主さんの手や足を掻く、 他の犬が遊んでいるのを見つけると一目散にそっちの方に走っていってしまう。 こういった行動は飼い主のコマンドで行ったのであれば素晴らしいトリックですが、犬が勝手にした行動であれば りっぱなアルファシンドロームです。 こういう行動を飼い主の間違った理解でそのままにさせておくと、4,5歳になると近づいてくる犬や 話しかけてくる人にほえるようになったり、家のドアベルが鳴るたびに吠えるようになったりします。 これは、家族という群れのリーダーになった犬が群れを守るための自然な行動なのです。 最近では、飼い主は必ず犬のリーダーにならなければならないということは欧米ではあまり言われなくなっています。 だからといって犬をリーダーにさせるわけでもなく、「保護者」や「やさしい独裁者」というような言葉が使われています。 信頼関係、それは犬にとって「一緒にいると一番安心できる人」「この人が一番信頼できる」「一緒にいるのが一番楽しい」 また、飼い主は愛犬の好きなもの・こと、嫌いなもの・ことが的確に把握していてすぐにカバー(対処)できるくらいの 関係作りのことを言うのではないでしょうか 「おすわり」「まて」を教える前にやらなければならない大切なことそれがこの関係作りだと思います。 |
ルール![]() |
家のルールを作ります。 無理の無い、だけど絶対守らせるルールをいくつか作ることが大切だと思います。 例えば我が家の例です、 1・家では絶対吠えない(無駄・要求など) 2・寝場所はケージ(クレート) 3・エレバーターの中では「おすわり」(マンションなので...) 4・遊びの終わりは「フィニッシュ」で私が終わるときに終わる。 5.同居犬とは何がなんでもケンカしない 1.の場合最初の頃「アボアストップ」などの道具も使用 4.の場合、屋外であっても、従わない場合おいて帰る状況も作る 5.の場合、飼い主もかなり心くばりが必要です。 細かい観察が必要だとおもいます。 基本的に我が家の場合...「私がルール」を心がけています。そのために 一貫した態度「今日はまあいいか」はしないよう努めています。、 |
こころがけ![]() |
トレーニングをする上でのこころがけ というのでしょうか... あくまでも私のです。 1..徹底できないことははじめからしない 例えば、お散歩で引っ張ることをやめさせたいのなら どんなときでもひっぱらさせないくらいでないといけないと思います。 私はフルタイム労働者なので、忙しい朝はできないのでやりません。 引っ張りが強い時は「力技」でねじ伏せます。 2.犬のアテンション(注意)を自分から(飼い主から)とらないように努めています。 「どうやるぅやる気ある?」みたいに犬のご機嫌をとらない ましてやリワード(褒美)でつらない。 やる気がないときはしない。当然遊びもなし。 3.必ず成功させてトレーニングを終わる Agilityであれば、簡単なコースでクリーンランして終わるか、時間がないときは 1Jumpでボールを投げるというよに笑顔で終わるよう必ずしています。 4.トレーニングをした後は遊ばない。 そのかわりトレーニングがかなり楽しいものでなければならないという工夫が必要 5.タイミングと匙加減 私は陽性強化でトレーニングをしています。一番気をつけていることは、誉めるタイミングと リワードの匙加減です。完全にマスターしている行動でも時々ジャックポットをあげます。 6.一番大切なこと!トレーニングを楽しむ! 飼い主は心から楽しんで行うということが一番大切だと思います。 我家の次女は、とてもコントロールフリークな性格なので大変です。 所謂ボールや枝やなんでも遊べそうなものを持ってきては「遊んで!」「投げて!」と いう状態。他人からみれば「偉いわね自分から持ってくるの♪」なんて言われますが 大間違いですよね。ワンコが飼い主をコントロールしようとしているだけなんです。 「OUT OF CONTROL」にならないように毎日が知恵比べです。 上記以外に常にこころがけているのは、健康(体調)も含めて、犬の状態の細かい観察と 大胆な行動です。 |
トレーニング![]() |
トレーニング..と題しても私はあくまでも一飼い主なので(専門家ではありません) 専門的な方法はトレーナーさんに教えてもらってください。 犬種特有な性格や個体差が必ずありますので、愛犬に合った一番良い方法を 必ず指導してくれるのがプロの方々です。 ここでは、私自身が我家のワンコに対して作っているコマンド辞書の一例を紹介します。 1.「名前」 名前をよばれたら、離れていてもすぐににわたしのところに来て、アイコンタクトする。 これが、我家の「名前」です。 PUPPYの頃、名前を呼んではリワード(褒美[おやつや遊び])をしていました。 犬の嫌がるときには絶対名前を呼ぶようなことはしませんでした。 俗に言う名前=いいこと!を関連付しました。 よくみかけるのは、遊んでいる他の犬に走っていってしまった愛犬を止めようと 名前を連呼しても耳が聞こえない犬のように耳ひとつうごかさない犬。 飼い主さんは、やはり名前を連呼して挙句のはてには愛犬を迎えにいくという有様。 これは我家では絶対さけたい状況だいつも思っています。 2.「おいで」「Come」 このコマンドが発せられるとなにがなんでも来る。「名前」と似ていますが、 アイコンタクトはしてもしなくてもよいです。なぜなら、Agilityやフリスビーでもこのコマンドは使用します。 そのときアイコンタクトまで要求できない状況もあるからです。これが「我家の「おいで」です。 もし、一度のコマンドで来ない場合は、無言で近寄ってカラー(首輪)を無造作につかんでこさせました。 PUPPYの頃は元気よく走ってきたときは、たくさん褒めてリワードを与えました。 これも名前と同じようによく見かけるのは「おいで」を連呼しながら近寄ってくる 飼い主さんです。「おいで」は飼い主が犬に近づくためのコマンドではないと思っています。 これも我家では絶対さけたい状況です。 3.「おわり」「フィニッシュ」 このコマンドはおもに遊びのときに使用します。このコマンドで犬のスイッチがオフ になるようにするためのコマンドです。 いくら挑発してきてもどんなに可愛く誘ってきても絶対に乗らないようにしています。 「じゃああと1回だけね」はないようにしています。 4.「ヒール」 私の左側について、丁度犬の耳がズボンの縫い目くらいの位置のこと 「ヒール」というコマンドで、きっちりそのポジションにつくこと、歩いていても走っていても同じ位置に ついたままその行動をすること 5.トイレのコマンド 我が家では「チー」と「プー」です。 普段ではなくおもに競技会でとても役立ちます。AgilityでもフリスビーでもFieldの中 で粗相をしたら競技は終了してしまいます。 競技前に必ずすませておくべきなので、コマンドでできると役にたちます。 PUPPYの頃、最中に「チー」「プー」と言いつづけると覚えます。 普段でも時間のない散歩のときに役に立ちます。 他にもまだありますが、普段の生活でも大変役にたつコマンドです。 上記の5項目は、いかなる状況・状態でも必ずその動作を行うことができるようにトレーニングしています。 |
子育て♪![]() |
1.どこでも触らせる犬にする 特にPUPPYの頃いろんなところ触りまくります。 爪・尻尾は当然歯や歯茎も触ります。マズルコントロールは当然。 なれさせておくと、毎日の歯磨きもとても楽にできますよ。 2.人に慣れさせる とにかく、我家に来た日からいろんな人に抱っこしてもらったり、撫でてもらったりしました。 とくにめがねをかけた人・帽子やヘルメットをかぶった人・杖や大きな荷物を持った人・年配の方など・・ PUPPYの頃、そういった方が「犬好き」であれば、必ずお願いして抱っこしてもらったり、撫でていただきました。 また、我が家は東京ドームが近いので「阪神・巨人戦」の日は試合終了後50000人の人が ドームCITYにあふれるのでそのときに連れていき (これを実行した時期はある程度人慣れしてきて、私との関係がある程度確立してからです。 PUPPYの時いきなりではかなりのストレスを犬に与えるので注意が必要だと思います。)、 「きゃーかわいい」と近寄ってくる人に触っていただいたり、半端ではない人ごみの中を歩くというようなこと。 いまはあの人ごみの中でもヒールポジションに入るようになりました。(私のコマンドが聞けるということです。) (この凄まじい状況なので「待って」等ストレスが大きくかかる難しいことはしません。失敗させない為にも。) 私は、絶対に他人には慣れさせておかなければならないと思います。 ワンコは人間社会での共存です。犬嫌いの人が半数はいます。人に吠えるようでは困りますよね、 また、競技会ではジャッジやスチュワートは人間です。 PUPPYの頃から慣れさせておくのがBESTだとおもいます。 犬に吠えてもお互い犬飼どうしということになり、.お互いそれなりに理解し合えますよけど・・ 人には絶対吠えさせないようにさせています。 3.母さんが一番 とにかく母さんが一番!にさせることが大切だと思います。 とくに競技会でアテンションがそれないようにするためにも一番の基本だと思います。 ボーダーのような並はずれた集中力をもつ犬種でも、油断大敵です。 「EveryTime楽しい母さん」でいるためには、毎日いろんなことを考えなければならないと思います。 パターン化すると、頭の良いワンちゃんでは「先読み」する子や「コントロールフリーク」な子になってしまいます。 ではどうやって・・・ PUPPYの頃はいろんな遊びをしました。おもちゃ・ボール・木の枝なんでも興味を示すもの全部使って。 レトリーブや引っ張り合い、またコマンドを使ってゲームをします。例えば、 1.お座り・ふせゲーム - ランダムに「おすわり」「ふせ」と言って、早くできたらリワード という具合 お座りの状態でまた「お座り」といっても体勢を崩さないなど。 2.タッチゲーム−「タッチ」というコマンドで手を出して手のひらに鼻先をタッチさせる。できたらリワード 3.アイコンタクトゲーム−おもちゃやおやつを手でもって、その手を左右・上下といろんな位置に持っていく。 そのときアイコンタクトをしたらそれを与える。最初は時間がかかりますが、アイコンタクトするまで待つことも大切です。 などです。 また、ひとり遊びはさせない。おもちゃを与えても必ず私と遊ぶを基本としました。 4.好きなもの・ことを早く見つける なにがすきなものかを見つけてあげると、アテンションをとるときやモチベーションを高くするのに役立ちます。 長女はボール投げ遊び、ボールはなんでもOKです。次女はフリスビー(ボールやおもちゃをくわえてても すぐに放すというかフリスビーにしか集中しないというフリスビー中毒です。) 好きなことを見つけてあげるとストレスのかかる競技会の終了後に好きなことをすると気分が一新するみたいです。 関係作りの最中でも、そういった好きなもの・事を利用するとうまくいくと思いますが、やはり匙加減が大切です。 おもちゃやおやつにアテンションをとり、持ってないと何もしない子になってしまう可能性もあると思います。 また、飼い主さんもこういう物に依存してしまう傾向もあります。すきなおもちゃがないからできなかった・・・と。 飼い主さんの工夫がとても大事なところですが、何もないより数百倍利用できますのでぜひ!好きなもの・ことを 見つけてあげるとよいと思います。 5.健康管理 健康管理は飼い主の責任だと思います。 日頃の食事管理はもちろんのこと、糞尿・毛艶・舌歯茎の色・毛のウェーブ具合から歩き方、走り方など、 細かいところまですべて常に観察して違うとおもったらすぐに対処することが大切だと思います。体調がかわると 毛のウェーブひとつ変わってくるのが解ります。 また、デボラボッツ氏のTタッチのプライベートレッスンでも教えていただきましたが、トレーニングする前と後の状態 も常に観察するようにと。 私は、Tタッチを必ずトレーニングのあとにするようにしています。Tタッチで犬の体を隅々まで触るのでまた観察 できます。精神面のケアは、バッチフラワーかアロマ、もしくはハーブを取り入れています。 競技会には万全の体調で出走できるようにするのが私の責任だと思っています。 テクニックはなくても、体調が万全だとそれだけで楽しい一日になることは間違いありません。 6.精一杯「愛する」こと しかしこれは甘やかすということではありません。 私はいつも、はっきりした「YES」「NO」という態度、どんなときでも、どんな場所でも一貫した態度をと心がけています。 (これが一番大変なことですが・・・がんばっています。) 愛すれば愛する分の何倍も愛が返ってきます。ほんとうに愛しいやつらです。 そして既成概念にはとらわれないこと。 例えば犬は運動させなければいけない。もちろん運動させることに意義はありません。 しかし時間がないときに無理してでもということはありませんし、闇雲に走らせることだけが運動というか... ストレス発散になるとは思いません 犬は走らせなければいけないという既成概念からか、「呼んでもこない」わんちゃんを放していて、 他の犬に走っていったり、通りすがりの人に吠えたりするわんちゃんをよく見かけます。 飼い主さんは?というと呼んでもこないので呼びながら近づいてくるという状態。「どうして放すの?」 そして思います、こういった飼い主さんが、犬立ち入り禁止の公園を作るんだろうな・・・と。 犬を飼うことは大変です。我家のワンコは決して優等生ではありません。 どちらかというと、ハイパーな悪魔のような存在です。 でも、愛しています。心から...だからこの子たちに心底信頼される「母」になろうといつまでも 「がんばる元気な母さん」でいたいです。 |
問題行動![]() |
問題行動といわれるものにはさまざまな行動があります。 吠える・かむ・シャイからくる攻撃・Dog Aggressive・・・など そしてこの問題行動と言われる矯正にどの犬にも効く特効薬はありません。 個別の対応が不可欠なトレーニングだと思います。 深刻な問題は当然ですが、深刻になる前に必ずプロのトレーナーさんに連絡されることをお勧めします。 その行動を問題とするか否かは飼い主次第ですが、「やだな」と思ったら、芽のうちにつんでおくのが 良いと思います。深刻な事態になる前に。 問題行動にはその行動を強化してしまった環境、犬種、固体の性質など千差万別で、一概に 対処できるものではありません。 またDNAからの欠陥「突発性攻撃症候群」や脳腫瘍のような病気が原因でトレーニングで治るという ものではない問題行動もあります。 例えば同じ「吠える」にしても、吠える度合い(回数)から吠える対象(犬・人・音)いろいろあると思います。 かむ行動にしてもハウスブレーカーや人をかむまで...それぞれに対処方は違ってきます。 プロのトレーナーさんは、その犬が暮らしている環境から固体の性質まできちんと観察して矯正していく 方法を的確に指導してくださいます。 本やTVなどで行っているのは問題行動のうちには入らないと思って、せひトレーナーさんに連絡をとられる ことをお勧めします。 |
矯正![]() |
我が家の問題行動..問題になる前というか私がコントロールできる範囲の矯正方法をいくつか記載しておきます。 わたしにとっての問題行動は攻撃性と吠えるです。 長女はキャバリアなので基本的に攻撃性というものが犬種的にあまりありません。鼻っ柱は強い性質ですが。 次女はとても「強い」性質です。またボーダーという犬種は現役で労働する牧羊犬なので「守る」という性質 から攻撃にでる可能性大の犬種です。 シャイからくる攻撃性とは違うので、所謂「死に物狂い」でくるものではなく、飼い主の抑制のきく行動だと思っています。 ハードマウスですが「かむ」という問題行動はありません。ハウスブレイクもなく(PUPPYの甘がみもありませんでした。) トリーツを食べるときのハードマウスだけは、与えるとき指を口の中奥までいれるという行為ですぐになおりました。 1.PUPPYの頃の無駄吠え アボアストップも使用しましたが、一定回数吠えると噴射がなくなるということを学習されましたが、それなりに効果は ありました。後々吠えるそ!というタイミングでアボアをみせると吠えなくなったからです。 しかし一番効果があったのは完全無視です。この完全無視は簡単そうでとても忍耐のいる対処方法だと思います。 私は先住犬にこの完全無視の状態を教わりました。彼らはすごいです。隣のケージでぎゃあぎゃあ吠えているにも関わらず まったく無視・耳ひとつ動かすことなく寝ていたからです。人間だったらケージをたたいたり「うるさい」と怒ったりして..結局の所 かまってしまっていたでしょう。 この完全無視は大変ですが、4日で矯正できました。今はだれよりも静かです。 2.吠える 遊びで興奮してくると吠えます。この場合屋外の場合吠えた瞬間木や柵にすぐに繋いで一人にさせました。 家の中では、誰もいない暗い部屋にさっさと閉じ込めました。 所謂吠える=楽しい時間が終わる・中断する を関連付けました 要求吠えや恐怖からの「吠える」はないので楽な対処で済みました。 3.バイクを追いかける ご多分にもれず生後4ヶ月ではじまりました。 バイクが来たな...とおもったらおもちゃをだして遊びました。道路だろうがその瞬間です。もともとおもちゃ好きなのを生かして この対処を4,5回繰り返すとバイクの音を聞くと私の方を振り返るようになりました。次の段階では振り返った瞬間今度は 落ち着いた態度で誉めます。当然リワードを与えますが、取り上げなくてもよい食べ物にしました。 何度か繰り返すうちに全く意識しなくなりました。 都心生活犬なのであまりの台数の多さに疲れたのかもしれません。 4.Dog Aggressive 全ての犬に対してではありません。弱い子・シャイな子・PUPPYのころから知っている子達にはとてもフレンドリーです。が 正面きってズケズケと近づいてくるあまり知らない犬や私との遊びを邪魔する犬・自分にマウンティングする犬には容赦がありません。 次女は「マウンティング」という行動はしたことがありません。また自分がたぶんPUPPYの頃全ての犬に這うようにして挨拶 しまわっていたから気に食わないのかな?と飼い主の勝手な考えですが、だいたいこういう態度で近づいてくるのは3歳以下 の洋犬に多いようです。よって、年上の子、日本犬、日本犬MIX、ハスキーなどは次女の好きなタイプが多いです。 しかし、これは次女の性格なのでトレーニングで完全に矯正できるものではないと思っています。 よって私のコントロール方法をいくつか... ・嫌いなタイプの犬が近づきそうな場合は合わないように道を変える(意識させない) ・突然「ヒールポジシン」につけてObeモードにする(アテンションのトレーニングにもなります。最初はトリーツで誘導もします。) ・吠えてしまったときは興奮状態をいかにはやく落ち着かせるかの方法 1.無言でカラーをつかんだまま目の前で座らせて上から目を見る。(私の目を見つめ返すまで同じ状態を保つ) 私の目を見つめ返すと落ち着いています。 2.1.で8割近く落ち着きますが、ダメな場合は小脇に抱きかかえます(抱っこではなく抱えるという状態)。落ち着きます。 小脇に抱きかかえるというのは犬にとって「オフ」の状態になると、米国のAgiのトレーナーに6年前聞いて実践しています。 ただこの場合サイズに限りがあります。 ・すでに嫌ってしまっている子に対しては、極力遭遇しないようにしています。 会うたびに遊びを邪魔された、マウンティングされた、挨拶する前に吠えられた というこが次女の頭にINPUTされて嫌っています。 (そういうわんちゃん?飼い主さんの行動はパターン化されているので、だいたい同じ時間に同じ道をとおることが多いです。) 次女は人に対してはまったくと言ってよいほど攻撃性はありません。人に吠えるということもいままで全くありません。 まだ2歳を過ぎたばかりなので今後はわかりませんが..とりあえずご近所の犬を飼っていない方々には評判が良い犬です。 ただ、この「強い」性質は今後いろんな場面で良くも悪くも影響はでてきます。 気をぬけませんまだまだ...です。 |
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